お楽しみ ページ9
sha「んぉ、おかえりA〜!ひとらんもおるやん珍し」
ht「町で丁度会って…――シャオロン、あとゾム」
城へ帰るなり 駆け寄ってきた黄色い奴が私の頭をポンポン撫でる。
シャオロンとゾムは武器の手入れをしている様子だった。そこへ私とひとらんが居合わせたのだ。
いきなりかしこまってどうしたのだろう、とひとらんの顔を覗く。
覆面で素顔は見えないが、真剣で何かを悔やんだ表情をしていた。
ht「…ごめん。Aの事知らない俺があんな事言って。」
zm「……それはオレらじゃなくてAとグルッペンに言う事ちゃうか。」
ht「いいや」
ここで、私を連れ帰る話に湧いた一悶着を知った。
オスマンは私を迎えに行く必要性は薄いと言い、ショッピとエミさんがそれに猛反対したそう。
自分もオスマンと同じく一人の命を見捨てかけた事、女の子供と聞いて勝手な悪いイメージを抱いてしまっていた事。
ht「本当に申し訳ない。あの、またよかったら今度…花の手入れ手伝ってくれるかな」
『いいよ。また呼んでね』
zm「お〜いまさかAが賢いだけやと思ってるんとちゃうよなぁ?」
sha「せやAめっちゃ強いねんで!こないだなんか――
◆
shp「あ゙!!Aさん町行ってたんなら誘ってくださいよ〜!!!」
『やだよ…』
軍の中で“後輩組”と呼ばれるショッピとチーノの二人。
戦争が終わって暇ができたのは、彼らも例外ではない。
ci「あっそういやショッピ、」
shp「そうそう、Aさん、今夜ちょっと僕の部屋来てくれません?」
『…今夜?』
“夜に成人した男の部屋へ女児(?)が行く”この字面を見て何か思う事は誰しもあるはずだ。私も当然身構えた。
次に言い訳を脳内で作成する。
この後総統の元へ行くから〜、今日は体調が悪いから〜、なんならまた夜に城下町へ下りるから〜。
…だめだ、全部ショッピからすればすぐに解決していまう。特に三つ目なんか「僕も行きます」が発動する、絶対。
『う、ん…今夜……うん…』
shp「べ別に変なことはしませんから!!な…?
わ、その見せたい物って何だろう。
そう聞くと
shp「見るまでのお楽しみですよ〜♪」と好奇心のお預けをされてしまう。これを私が嫌がることだと知っているショッピとチーノのニヤけた顔が非常に腹立つ。
『…総統に報告はするよ。ショッピの部屋に入るって』
shp「え゙ッまぁ…はい、どうぞ。別に悪いことせんしな」
ci「せやな」
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オバケ(プロフ) - プチトマトのチーノwww変な二つ名ついてるwww更新頑張ってください。 (4月21日 8時) (
レス) @page14 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ふみさん私もです!めっちゃ良いお話です❣️更新頑張ってください〈^o^〉シャオちゃんの顔文字だよ! (3月29日 10時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ふみ - めちゃくちゃいい話です!!! 高評価とコメントお気に入り登録させていただきます👍 (3月16日 10時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2024年3月15日 17時
