時間の紛失 ページ3
退路を――――…抜け、無事建物から脱出。
行きしに通った経路は人と出会う為更に別のルートを一目散に駆ける。
後方、頭上にも追手が居ないことを把握、再び船場に到着。
『ロボロに報こ―――え、無い…?』
インカムが無いのだ。
いつ外れたのか分からない。…これでは帰還の報告も出来ないではないか。
まずいまずいと考える前に動け。恐らく今ここに有る船は、場所的にN国行きだ。
人の視線が外れた一瞬の間に駆け込み乗船。もちろんこの行動がバレれば容赦なく捕まえられる。逃げれるかな…
息を殺し、時間の経過が分からない暗闇に突っ立った。
疲労と船酔い……服を少し吐瀉物で汚してしまう。
頭が痛い――手も足も、、肺もそうだ
しんどいなぁ…ちょっとだけ。
“時間の生まれる前の超太古…不浄な存在…?”
『あははっ、エミさん、、実在する よ。――…』
◆
rb「…どう しようか。」
我々国は赤旗を掲げた。
まぁわかってはいたんやけどな。なんかどうせ勝つんやろな〜って思いながらやってたわ。
ただAが……
shp「インカム…どっか落としただけ とか、信じたい」
zm「オレもAが裏切れるとは思われへん…」
グルッペンは手を組み顎を乗せた。その視線は左へ寄っている。
幹部ら全員が集まったこの空間で、普段の戦後ではあり得ないような緊張感が漂っている。
グルッペンが気に入って囲った女の子を、苦渋の選択でL国へ送り出し、Aもそれに答えて我々国の役に立った。
幹部としての意見は、Aを迎えに行きたいってのが多数挙がってる。
gr「……N国を捜索」
sha「…!!じ、じゃあゾムと俺で現地―――
gr「――するが、三日だ。三日探して見つからなかったら、諦めろ。」
kn「でもL国はもう終わってるねんで?裏切るとか云々の前に、Aの居場所はここ以外無いやろ。」
ci「……せや、コネさんの言う通りや!探しましょうや皆で、
os「――俺は、反対。」
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オバケ(プロフ) - プチトマトのチーノwww変な二つ名ついてるwww更新頑張ってください。 (4月21日 8時) (
レス) @page14 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ふみさん私もです!めっちゃ良いお話です❣️更新頑張ってください〈^o^〉シャオちゃんの顔文字だよ! (3月29日 10時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ふみ - めちゃくちゃいい話です!!! 高評価とコメントお気に入り登録させていただきます👍 (3月16日 10時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2024年3月15日 17時
