殺試合観戦 ページ14
今日も幹部のバカ達は朝食から騒がしい。
煙草には珈琲だ、プチトマトの単価がどうの、朝からステーキ食うぞうんたら――――
…はぁ
ci「ん!
両頬にリスみたくプチトマトを詰めこんだチーノが一番に挨拶を交わしてくれた。彼は本当に毎度明るい。
『なんでそんなトマトばっかり…?』
ci「え知らないんすか?こん中やとプチトマトが一番単価高いんですよ!」
そんなドヤ顔( ･´ｰ･｀)をされても困る。
今日のイントロから意味不明な光景にもう溜息も出ない。さっさと食って帰ろう。
…暇だ
うーん……
暇だな
最近軍の空気が緩くなってきている気がする。私が来てから少し変わって普段通りに戻ったのが今か、私が馴染んで軍が変わったのか。
どっちでもいいことか。
あの面子達が仲良さげに喧嘩していると自分も のほほんとした気持ちになる。
またペ神さんのところへ遊びに――――
ｼﾞｼﾞッ――.
rb「“A!!今暇か?”」
これが技術の無駄遣いである。インカムは世間話に使うものでは無い。
まぁ、それだけ平和と言うこと。総統は駄々を捏ねているけど。
『暇だよー、今何しようか考えてたところ』
rb「“ほなちょっと来てくれへんか!!観戦しようや!!”」
モニターで形成されていると言っても過言ではない監視室へ入室すると、待ち構えていたロボロに腕を掴まれて ここへ座れと促される。
半ば強制的にモニターとむかいあうと、その内の一枚にコネシマとシャオロンとゾムの大乱闘の様子が映っていた。
傍らには応援と称した野次の大先生、今朝まで寝床を奪っていたショッピ、プチトマトのチーノ。
幹部の人口密度が著しく高い演習場で、
rb「この三人の中で負けたやつが、一日Aの執事やるとか」
…だそうだ。
いやいやいや本人の許可を取れ、執事なんかなくても茶を注げるぞ私は。
それになんで執事なんだ。この野蛮達なら奴 隷という言葉のほうがよほど似合う。
rb「一緒に観戦したくて呼び出した次第です。」
『…なるほど。じゃあまぁ…見ようかな』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 413人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オバケ(プロフ) - プチトマトのチーノwww変な二つ名ついてるwww更新頑張ってください。 (4月21日 8時) (
レス) @page14 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ふみさん私もです!めっちゃ良いお話です❣️更新頑張ってください〈^o^〉シャオちゃんの顔文字だよ! (3月29日 10時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
ふみ - めちゃくちゃいい話です!!! 高評価とコメントお気に入り登録させていただきます👍 (3月16日 10時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2024年3月15日 17時
