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8話 ページ10

これは後に禁門の変と呼ばれる

私と千景、天霧と不知火はそれぞれ薩摩藩、長州藩の命令で動くことになった。

私と千景は橋の上で待つことにした。

ここには新選組が来るだろうと見越して。

まさか女鬼が来るとは思わなかったけど

A)来ましたね。

千景)ああ。そこで見ていろ。

A)わかりました。

おい!どけ!

新選組の恐らく下っ端が1人こちらに向かってきた。

それを千景は一瞬で殺した。

千景)弱いな。

女鬼)この方はあの日池田屋にいた人たちです!

??1)そうなのか千鶴!

千鶴?完全に本家じゃない。

千景)あの日池田屋に現れたと思えば今日も手柄探しか。さすが幕府の犬だな。

??1)うるせぇ!

千景)沖田と言ったか。あいつも剣客と言うには非力な男だった。

??2)総司のことは好きに言え。でもまずそいつを斬った理由を言え。その理由が気に食わなかったら俺が今ここでお前を斬り殺す。

そんなこと出来るわけない。

千景)お前らが手柄のことしか考えてないからだ。負けを知った隊士が自決をしようと言うのになぜそれを妨げる。

珍しく千景が人間の味方をしている。

??1)勝手に戦を吹きかけて綺麗に死ねるわけねえだろ。

千景がだんだん不機嫌になってきた。

??1)おい新八!ここは俺に任せてお前は先に行け!

新八)おうよ!任せたぞ土方さん!よし、続けぇ!

千景)1人で倒せるとでも。

私は新八とやらを追おうとした。

千景)A!そこにいろと言っただろ。

A)ごめんなさい。千景。

まさか止められるなんて思ってもいなかった。私がこいつらに殺られるわけないのに。

土方)余所見してんじゃねえ!

土方という男と千景が戦っている。

千鶴)土方さん!

千鶴は応援しているのか。邪魔だよそこ。

しばらくして千景は刀をさりげなく千鶴の方に投げた。

その刀は千鶴の腕あたりをかすった。

さすがだ。

千景)ほう。帰るぞA。

土方)まだ終わってねえ!

ぼろぼろの土方は千景の方に行こうとした。

だが

A)命拾いしましたね。

私たちは一瞬にして消えた。

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作者名:yuinyaaa42 | 作成日時:2023年12月18日 18時

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