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16話 ページ18

もうここにはいられない。

私は愛されてないのに一緒にいるのは嫌だ

涙が止まらなくなる。現に今、止まらない

身支度を整え出ていこうとした。

扉を開けたその時

千景)こんな時間にどこへ行く。

千景に話しかけられた。

私は一瞬振り向いたが

ダメよ振り向いては

走って逃げた。

千景)お、おい!

千景は特におってこない。

その程度なのよ。

私は泣きながら走った。

無我夢中で

さて、どこにいこうかな

ーーー
千景side

Aにそろそろ言わないと嫌われてしまうだろうか。

そんなことを考えながら歩いていたらAが出ていく姿が見えた。

こんな時間に何処に

俺は聞いた。一瞬Aは振り向いた

その顔を見て俺はハッとした。

泣いている

何があったのか。いや、分かっている

俺のせいだ。俺が悪いんだ

追いかける勇気が出なかった

そして俺はしばらく立ちすくした。

どうしたらいいんだ

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作者名:yuinyaaa42 | 作成日時:2023年12月18日 18時

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