第54話 ページ9
貴方side
ぼけっとしている総統様を眺めていても仕方ない。と少しして気がついて店の奥から掃除用具を出してきた
癖でラジオをつけて荒れた店内を清掃していれば、やっとフリーズが解かれたのか止まっていた軍人達が動き始めた
グ:店主殿、この度は誠に申し訳ない。店は我々国軍が修繕からクリーニングまでしっかり費用を持ちますぞ！！
「そうですよ！後片付け始末用の隊を派遣しますので、清掃は我々にお任せください！！
「今通信機で警察ギルドと軍の対策部隊に連絡を入れましたので、ご安心ください。
「お怪我はありませんか？取り敢えず、大事をとって軍病院で検査を受けてください。
まるでマシンガンのように話されて、取り敢えずうんうんと頷いていればその間に
呼ばれて来たらしい軍の対策部隊と警察ギルドの連中が集まってきた。店の惨状を見て、次に強盗団を見て絶句する
「これ、生きてますよね？
「麻酔ですか？
貴:はい、勿論生きていますよ。お察しの通り麻酔弾です、弾と銃はこちらに。
はい。と問いかけて来た警ギの奴らにリボルバーと予備の麻酔弾を引き出しから出してきて手渡してやる
その後ろでは軍の奴らが爆睡中の六人組を軍用車に詰め込んでいて、総統様は店内を見て
何故か頭を抱えていた。ぶつぶつと何かを言っていて、どうやら教授に対する言い訳を探してるらしい
教授より先に書記長様とやらに怒られそうなものだけどな。なんて考えながら掃除をしていれば
後から来た後片付け用の隊が手早く店を片付けてくれた。流石専門部隊なだけあって仕事が早くて助かる
一人一人にお礼を言って、シャッターを下ろして鍵をかける。そしてまた全体に頭を軽く下げてから
さて、帰るか。と歩き始めたら数名の軍人に引き留められて軍基地にお持ち帰りされた
なんか前も同じような理由でお持ち帰りされたような気がする。なんて思いながら
また基地内にある軍病院で検査を受けて、一晩入院という名のお泊りをさせられた
朝起きて見慣れない天井だったのはなんか新鮮だったけど。カーテン開けたらラビが飛び込んできたのには驚いた
ラ:A〜！ちゃんと帰って来てよ！！
貴:仕方ないだろ、泊まってけって言われたんだから。断ると面倒くさそうだったし。
ラ:此処にいても面倒だよ〜！！早く帰ろ！！！
貴:はいはい。起きたしすぐ帰るから、家で待ってろ。
ラ:む〜！！早く帰って来てよ！！
そう言って窓から出ていくラビを見て少し苦笑した
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
