第51話 ページ6
貴方side
取り敢えず連れと言うからにはお客様として扱おう。という事で全員を席へご案内した
貴:閉店間近ですので、軽食等は提供致しかねますが紅茶とクッキーはまだ提供できます。
ご注文がお決まり次第ベルを鳴らしてお呼びください。それでは、失礼いたします。
軽く頭を下げてカウンターに戻れば、何やら小さな声で話し始める護衛官の皆様と総統様
「閣下！なに開き直って飲み食いしてるんですか！！
グ:開き直るなんてとんでもない。頼んだものをゆっくり味わっているだけだぞ。
「ゆっくり味わってる時間は貴方にはありませんが！？
グ:まぁそう言ってくれるな。エミさんもオスマンもたまには息抜きが必要だと言っていたではないか。
「そうは言いますが、閣下！！お言葉ですが、ここらの治安は今最高に最悪なんですよ！！！
グ:例の強盗団か。今来た所で、向こうにとって最高に最悪だろうな！諸君らがごろつきに負ける事はないだろう？
「そりゃまぁ、、いやいや、だとしても！！書記長様に叱られてしまいます！！
「そうですよ！！トントン様のお怒りようと来たら！！もう二度と外出できなくなってしまいますよ！！！
グ:来てしまったのだからもう仕方ないな！心配事ばかり並べていないで、諸君も何か頼んだらどうだ？
なんと言うか、、飄々とした総統様だな。これは護衛官も大変だな。と他人事のように思う
まぁ実際他人事なんだけど。総統様の言葉に項垂れるしかなくなった護衛官達にはドンマイと言ってやりたい
暫く飲み食いしている総統様をみて、完全に諦めた様子の護衛官達はそれぞれ一杯ずつ紅茶を頼んだ
俺はその紅茶を淹れつつ黙って話を聞いていたのだが、この総統様抜け出し癖が半端ないらしい
夜な夜な勝手に基地を出ては、カフェ探索をしていると言うのだから驚きだ
よく今まで無事だったな、コイツ。とか失礼ながら思ってしまったが誰でも同じ思考にたどり着くと思う
護衛官達にお疲れ様の意味を込めて少し多めにお試しのクッキーを盛って紅茶と共に出せば察せられたのか
ぺこぺこと頭を下げられたから、素直に「お疲れ様です」って言って置いた
暫く静かな時間が流れて、いつも通り紅茶の良い匂いが広がる店内で洗い物をしていれば
窓の外で何かが素早く動いたような気がした。やっとお出ましか？とか考えてたら
急に席で穏やかに紅茶を飲んでいた護衛官の一人が素早く立ち上がってこっちに向かって走ってきた
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
