第85話 ページ40
貴方side
ぱちっと目があって、俺の困惑に気がついたのかゾムさんは笑いながら俺から離れて言う
ゾ:ごめんwwAさん、めちゃくちゃいい匂いするなーって思ってん！！！
貴:そうですか。
ゾ:そう！！
ニコニコと笑みを浮かべながら頷くゾムさんを眺めていれば、休憩終了のチャイムが鳴った
もうそんな時間か、と壁にかけられた時計を見つつ総統様方を見れば嫌そうな顔をしている総統様が視界にはいる
貴:お仕事のお時間ですよ、お客様。
グ:ぐぬぬ、、さっきの騒動が無ければもっとゆっくりできたものを、、、。
ト:ま、しゃーないわな。
オ:シャオロンが帰って来たら、沢山お返しできるしな。
グ:それもそうだな。
貴:お仕事、頑張ってくださいね。それでは失礼します。
いつも通りさっさと荷物をまとめて営業スマイルを浮かべつつ頭を下げればひらひらと手を振られる
談話室を出て門まで歩き始めれば教授様もついて来て、門まで送ってくれた
エ:ではまた、明後日会いましょう！！
貴:はい。
ブンブンと手を振られて、こちらを控えめながら手を振って帰路を進む
明日は怪盗としての仕事がある。今日はさっさと帰って休もうと考えて家に帰ったら速攻お風呂に入った
上がって来たらベッドに何故かラビがいて、すよすよと眠っている。机の上には会場の地図が置かれていて
それにさっと目を通してから、相棒の隣に入って寝ている相棒を眺めては苦笑する
怪盗の仕事は、楽勝に見えて少しでもミスすると取り返しのつかない状態になる
だから内通者は必須だ。サポートしてくれる人がいないといけない。サポートしてくれるなら誰でもいい、とか無い
コイツ以外の内通者なんかいらないし、認めない。それをコイツもよくわかってるから、よく動いてくれてる
大丈夫、あんなミスは二度としない
明日は雨じゃなきゃいいんだけどな。と思いながら瞼をおろせば、疲れていたのかすぐ眠りについて
特に夢など見ることもなく朝を迎えて、寝ぼけているラビを叩き起こしつつ魔法で姿を変える
今日は忙しい。なんてったって盗るモノが二つもあるから。一応軍での仕事は向こう側の事情で休みだ
ほんのり嫌な予感がするが気にしない様にして、寝ぼけながら起きて用意をしている相棒の姿に苦笑しつつ
どこか楽しみで仕方ない、とでも言うようにはやる心臓を落ち着かせながら用意を済ませて家を出た
見上げた空は綺麗な秋晴れだった
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
