第84話 ページ39
貴方side
談話室にやって来て着座を促せば全員が備え置かれた高価そうなソファーに座る
俺はそれを尻目に総統室でやっていた通り、ただ静かに穏やかに紅茶を淹れる
淹れている間、やはり全員が黙る。まぁ別に気にしたりはしないけど、騒がしいの塊みたいな人達が
シーンとしてると、ちょっと違和感あるよな。なんて考えながら紅茶を淹れたカップを運ぼうとして
近づいて来ていた教授様が「運ぶのは私に任せてください！」とおっしゃったから甘える事にした
そっと置かれたカップとまた揃って匂いを嗅ぐお客様方をみて、営業スマイルを浮かべつつ言う
貴:ごゆっくりどうぞ。
パチリと全員と目があって、ふわりと営業スマイルを返してから軽く会釈をし、使った道具を洗う為に洗い場に行く
すると総統様の護衛隊の隊員が二人ついて来て、洗うのを手伝ってくれた
擦り傷とはいえ怪我をしているのだから、手伝わせてほしい。と言われたら断れない
まぁ、断る理由もないしな。と素直に甘えておいて、談話室に戻って静かに雑談を聞く
無事だったらしいクッキーを食べて、キラキラと目を輝かせているお客様方の顔をただ穏やかに見てから
次はどの紅茶を淹れようかな。と考えながら並べられた茶葉が入った容器を見る
ふと背後から人の気配を感じて振り向けば、ゾムさんが突然抱きついて来て、驚きながら受け入れる
貴:ぞ、ゾムさん？
ゾ:驚かそうとしたらバレたwwAさんって、結構気配に敏感やんなwww
貴:そうですね、少しは敏感かもしれませんね。
エ:Aさんはお強いですからね！！
貴:そうでもありませんよ。自衛はできますが、、先程のように回避が間に合わない事もありますから。
兄:せやな、さっきは危なかったもんな。総統室の窓の防弾レベル上げた方がええな。
グ:その通りだ。依頼しているとはいえ、店主殿は我々の大事な客人だからな。もう二度と怪我はさせられん。
総統様の言葉に後ろで控えている護衛隊の面々がうんうんと首を振るから、思わず少し苦笑する
貴:どうかお気になさらないでください。お客様を守るのも、私の仕事の内ですから。
ト:そのプロ意識には脱帽やな。
オ:紅茶もクッキーも一級品やし、最高めう〜！
貴:お褒めありがとうございます。
にっこりと営業スマイルを見せながらも、謎にぎゅっと俺を抱きしめているゾムさんを不思議に思う
何がしたいんだ？と暫く苦笑しながら見つめていたらより強く抱きしめてられて困惑した
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
