第79話 ページ34
貴方side
不意に、花火みたいに綺麗な紅い瞳を思い出した
総統様の瞳は、綺麗だと思う。あの俺より明るいブロンドの髪も、光を浴びると尚綺麗で
いつも、揺れる真っ白なカーテンと少し開いた窓から入り込む風に揺らされる前髪が美しくて
どこで何をしていても、本当に絵になる人だと思ってる。死神の瞳なんかより、綺麗だ
ラ:A？
貴:、なに。
ラ:考え事してた？
貴:いや、、思い出してた。
ラ:何を？
貴:我々軍の総統様。綺麗な人でさ、ルーナと同じくらい人を惹きつけるんだよ。
ラ:イケメンってこと？
貴:イケメンっていうより美人。とんでもなく変な人だけどな。行動が子供みたいなんだよな、
ラ:、、、でも、もう30代だったよね？？
貴:うん。
30代前半だって、聞いた気がする。あの人は何故か俺のことを知りたがる
できるだけ流してるけど。でも、興味が尽きないのか次々と聞きたい事が湧いてくるらしい
他人に必要以上に興味を持つなんて、その忙しく回る脳みそのどこにそんな余裕があるのやら
いつもトントンさんに怒られてばっかりの総統様なのに、それを見て呆れたりはあまりしてない
貴:本当に変な人なんだよ。
ラ:念押しするね〜。
貴:強烈に頭に残ってるんだよ。こっちはそんなに深入りしてないのに、向こうからぐいぐい来る。
ラ:あの常連の教授様は〜？ぐいぐい来ないの？？
貴:来ない。いつも黙って、決まった場所で紅茶とクッキーを頼んで幸せそうにしてる。
幸せそうな顔が似合う人でさ。常に微笑んでるような柔らかいオーラしてるんだよ。
ラ:良いお客さんだね〜。
貴:うん。
始めて来たのいつだったっけ？そういや、雨が降ってた気がする。コーヒー臭くてちょっと嫌だったんだ
でも、俺の紅茶を飲んだ瞬間。爆発したみたいに笑顔になって、、、幸せそうに目を細めたんだ
嬉しかった。コーヒーより好きって言われて、今まで飲んだどの紅茶より美味しいって言われて
その笑顔がこっちに自然と移るくらい、眩しい笑顔を見せてくれて。こっちが幸せになった
貴:、、やっぱ、カフェはいいよな。
ラ:囮にしたの、Aだけどね。
貴:、、、今ちょっと後悔してるとこ。
ラ:ちょっとなんだ、、、。
貴:ルフナの名前が出てた以上は仕方ないとも思ってる。
ラ:それは一理あるけどさ〜？やりすぎだと思うよ。ルーナさん怒ってたから。
ラビの言葉にルーナの怒り顔を思い出して思わず苦笑して、何か買って帰ってやろうと思った
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
