第72話 ページ27
貴方side
紅茶教室三日目
生徒たちはなんとか安定して全員が同じ味、同じ香りで淹れられるようになった
元が全員が飲み込みが早いし、俺の計算通りだ。持ってきたクッキーを広げて七人でお茶をしていれば
そこに総統様が来るのも、まぁなんかわかってた。後から護衛官が走ってくるのにも見慣れそう
生徒が淹れた紅茶を飲みながらやってきた総統様の方を見ればら満面の笑みでこちらを見た
だから俺は言われる前に言った
貴:紅茶を淹れてくれ！ですよね？お客様。
グ:よくわかっているな！ここの所、店主殿の紅茶が楽しみで仕方がないんだ！！
貴:ありがとうございます。終わり次第向かわせていただきますので、今はお戻りください。
グ:わかった。また後で、総統室で待っているゾ！！
ひらひらと手を振って後ろでため息を吐いている護衛官なんか視界に入っていない。とでも言いたげだ
テンションも馬鹿みたいに高いし、ここの総統様は本当に変わってる。隙がありすぎて軍人じゃ無いみたいだ
そう思いながら今日で終わりだから、ってことで質疑応答をしていればあっという間に時間が来た
今日の案内人はひとらんらんさんで、ひとらんらんさんは俺と目が合うと謎に柔らかく少し困ったように微笑んで言った
ひ:Aさん、うちのトップがごめん。迷惑かけてるっしょ。でもグルッペン、言い出すと聞かなくてさ。
貴:迷惑だなんてそんな、、、私はきっちりいただくものはいただいておりますから。仕事だと認識しておりますよ。
ひ:俺、Aさんのそう言うとこすごい好き。でも、店ぶっ壊れたのは絶対にグルッペンが悪いから。
貴:おや、私は強盗団のせいだと思っておりますよ。あの夜、総統様がいらっしゃって助かったのは私ですから。
ひ:そう？俺はAさんが一人で対処した方がお店は無事だった気がするけど。
貴:自衛は確かにできますが、相手は多勢に無勢でしたので、、護衛官様のお陰で助かったのは確かですよ。
ひ:グルッペンは添えるだけって事か。それなら納得。ま、グルッペンも弱いわけじゃ無いけど。
貴:そうなのですか？
ひ:そうだよ。一応トップだし、それなりに戦える。でもそれを周りが良しとしてないってだけ。
貴:それもそうですね。
トップが戦場で駆け回ってるのなんかおかしいもんな。とひとらんらんさんの言葉に納得したその刹那
どこからか爆発音が聞こえてきて、天井部につけられたスピーカーからロボロさんの怒号が聞こえた
何事？
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
