第71話 ページ26
貴方side
別に大した事してないけどな。って営業スマイルで返していれば、そっと似たような柄の木箱を渡された
グ:良ければこれも開けれそうなら開けてくれないか？？
貴:はい、わかりました。
受け取ったらこっちの方がレベルが高い。からくり箱は子供の頃良く使ってたからある程度は開け方がわかる
これをこうしてー、といじっていれば無言で眺めてくる軍人連中に苦笑する
開いた箱の中には使われた形跡が殆どない美しい金のハンコが入っていた。歴史的価値がありそうな代物だ
それをどうしてからくり箱になんか入れてたのかはわからないけど、物好きもいたもんだな。と思いながら返す
貴:どうぞ、お客様。
グ:おぉ、ありがとう！！君は素晴らしく頭が良いな！！どこの大学の出なんだ？？
貴:大学は出ておりません。ですが、親が頭の良い人でして…地頭はそこそこ良いかも知れませんね。
シ:へぇ〜、親と仲ええんやw！！
コ:フィクションやない関係はええな！！！
貴:そうですね？
親子関係がフィクションってなに？コネシマさんはあんまり親と仲良くないのかもしれない、とか
そんな事を考えてたら、チャイムが鳴った。このチャイムは夕食の時間を知らせるものらしい
もうそんな時間だったのか。と時計を見つつ、今日の夜は何にするかな。と考えていれば声をかけられた
グ:店主殿！こんな時間だ、帰る前に共に食事をしないか？？
貴:お誘いは嬉しく思いますが今夜は実家の方に用事がありまして、、親が待っておりますから、お断りさせてください。
グ:そうか、それなら仕方あるまい！！誰か！早馬で店主殿を途中まで送ってやってくれ！！
「では私が！！
グ:うむ。店主殿、彼は我が護衛隊の中で一番馬術の成績が良い男だ。安心して同乗してくれ！！
貴:はい、ありがとうございます。
別に心配したりしないけどな。気遣いができるお客は嫌いじゃない。にっこり営業スマイルを返しては
さっき名乗りをあげた男と共に基地を出て、昨日より早く実家の近くまで来れた
改めて軍人って凄いけど面倒だな。とか思いながら実家に帰って来たら
丁度起き出してきたらしいルーナが寝癖で爆発した髪で出迎えたもんだから、ため息が出た
「明日も基地にいくの？」とルーナとラビに同時に問いかけられて、肯定したら飯を催促されて
俺ってもしかして結構人の面倒見るの上手いのか？なんて、ちょっと考えては苦笑した
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ゆき - この作品シリーズ大好きです。体調に気をつけてください…。更新も頑張ってください。 (1月5日 10時) (
レス) @page38 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 言い方あれなんですけど、みんな着いてくってピクミンみたいですね... (11月20日 20時) (レス) @page38 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 地球温暖化で冬はもっともっと冷え込むらしいので、体調にはお気おつけを...。更新は嬉しいですけど体調崩しましたの報告は悲しいですよ!!! (11月14日 17時) (レス) @page34 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - さ、最近更新が多くて、すごくとても本当に嬉しいのですが……お身体は大丈夫なのでしょうか、心配です…。余計なお世話であれば申し訳ないのですが、どうかお身体には気をつけてお過ごしください…。更新、頑張って下さい！ (11月11日 11時) (レス) id: 6e020b870e (このIDを非表示/違反報告)
沙桜(プロフ) - お仕事頑張ってください！！！ (10月22日 15時) (レス) @page21 id: 0814c8ebc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月9日 2時
