第八十二話 ページ35
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「さらには、この手紙には続きがあります！」
「ナニナニ、我々セント・アルズ校の出場枠を……」
「ヴァスキス校に譲渡します！」
『！』
そうでたか……
「彼らは正しい」
「その枠、ありがたく貰い受けます」
その言葉と同時に、ヴァルキス校の3人が現れた。
「真に魔法を極めた神覚者」
「それに相応しいのは人格を重んじるイーストンではない」
「形式や大義を重んじる、セント・アルズでもない」
「魔法の実力だけを評価される超実力主義、我々ヴァルキス校だ」
「以上、6人が我々ヴァルキス校から今大会に出場する候補者です」
「ヤバくね？！これ……」
「学校別で対立してっと、実質6対3みたいなもんじゃねぇか！」
ドットはそう言って焦る様子を見せた。
「ん？全員で9人だったところから、3人居なくなってまた3人増えたってことは……」
「全部で18人……？」
「あのキノコ頭くん、よくあの頭で学校に残れたね」
『……私も思いました』
「まぁ、何人でもボコボコにしますが」
「……強気だね」
「僕も本当は争いなんてしたくないんだけど、じいちゃんや友達の為に仕方なく」
「大切な人の為か……」
「僕も同じだ」
「だが、強気な君も僕には勝つことが出来ない。だってそうだろう？」
「兄より優れた弟は、この世に存在しないからね。魔法が使えないようじゃ尚更ね」
「？？？……僕の家族はじいちゃんだけなんで、兄弟はいませんが？」
「おまっ、イノセント・ゼロの子供じゃん。それ関係じゃね？」
「あぁ、それね」
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りんごあめ(プロフ) - しぃさん» 教えてくださりありがとうございます！とても助かりました！ (3月29日 23時) (
レス) id: db7ca037e4 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ - オ/リフラ外せてないですよ〜💦 (3月29日 23時) (レス) id: c5e9355c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごあめ | 作成日時：2024年3月29日 20時
