第六十九話 ページ22
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「……まさか、マッシュくんがイノセント・ゼロの子供だったなんて…」
「Aちゃんは、何故かイノセント・ゼロに狙われてるし……」
「マッシュの立場を考えると、何かしらの責任追及は免れないだろうな」
「AはAで、これかあまり自由に動くことは出来なくなるだろう」
「何も悪いことはしていないのに……」
「マッシュくんの理想とする平和とは真逆に、ことが運んでいってますね……」
「マッシュにとっては、ここからが正念場じゃのう……」
ランスたちが声のした方を見ると、そこにはウォールバーグがいた。
「なぜこんなところに？！」
「夏だから」
「でも、お怪我のほうは……」
その瞬間、ウォールバーグは口から血を吐いた。
「ちゃんと重症だ！」
「何故そこまでしてここに……」
「夏って一年に一度しかないから」
なんて中身の無い理由なんだ。
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「君らも知っているように、イノセント・ゼロを倒さなければ、マッシュ・バーンデッドに平穏は訪れない」
「……」
「固有魔法最強クラスの時間魔法に加え、ワシの空間魔法……」
「更に、禁忌魔法により魔力を増大させている……」
「イノセント・ゼロは魔法界史上一の魔法使いと言っていいだろう」
「それだけじゃない」
「奴を囲う5人兄弟はそれぞれ世界トップクラスの魔法使いじゃ……」
「ワシに準じるか、それ以上か……」
「そんな強い人が5人もいるなんて……」
「このままいけば、世界は終わる」
「間違いなく……」
「普通に考えれば、じゃが」
「ワシはその普通を覆す不規定要素こそがマッシュ・バーンデッドだと考えておる」
「体を鍛えたことで得られた」
「瞬発力」
「堅さ」
「精神」
「そして……」
「理不尽なパワー」
「その理不尽な力こそが、いずれ最強の魔法を打ち砕くカギとなる」
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りんごあめ(プロフ) - しぃさん» 教えてくださりありがとうございます！とても助かりました！ (3月29日 23時) (
レス) id: db7ca037e4 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ - オ/リフラ外せてないですよ〜💦 (3月29日 23時) (レス) id: c5e9355c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごあめ | 作成日時：2024年3月29日 20時
