【d!】恋に落ちてしまったため【zm】 (ページ28)

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第二十七話ページ28

その後、Aは泣き疲れたのか、安心したのかわからんけど、そのまま寝てしまったんよ。

だから、ロボロのベットで寝かせて、ロボロと今回の事について話をし始めったんよ。

「ほんまにグルッペンは何考えてんねん。」

ロボロはキレ気味にそういった。

「まあまあ、落ち着いてや、ロボロ。」

何とかロボロの怒りを落ち着かせて、話を続けた。

だけどな、グルッペンが一体何を考えているのかわからなかったんよ。

なんでグルッペンはAから離れたのか。

なんでグルッペンはAの事を俺らに任せたのか。

なんでグルッペンはこんなことをしたのか。

考えれば考えるほど、謎が増えていく。

結局俺らは、考えることをやめて、取りあえずAを支えることを一番にしようってことにした。

だけど、その時俺はAやロボロと学校が違うし、家も前より遠くなってた。

だから、俺のできることをできる限りやろう。

そう心に誓ったんよ。

そんな出来事があってから、俺はロボロに、またなんかあったらすぐに教えてくれ。って言ってたんよ。

でも、ロボロから連絡は来なくなって。

きっと、Aも落ち着いたんだろうって、そう思ったまま俺は何事もなく中学校生活を過ごして、そのまま高校に入った。