【d!】恋に落ちてしまったため【zm】 (ページ23)

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第二十三話ページ23

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「A、ようやく俺と付き合うことにしたか?」

『だから、私は“グルッペン”とは付き合わないって言ってるでしょ?』

「おいグルッペン。Aに迷惑かけんなって言ってるやろ?」

「そうや。グルッペン、そろそろAさんも嫌気がさしてくるんとちゃうん?」

「Aちゃんも、厄介な奴に好かれてもうたな。」

Aは昔、グルッペンっていう、すっげえ金持ちでモテモテだった奴に好かれてたんや。

俺がそいつらと仲良くなる前やったから、ちゃんとした理由は知らんのやけど、聞いた話によると、Aがグルッペンにガツンと言ったらしくてな。

そこから、グルッペンはAの事が好きになったらしくて、もう毎日よ。毎日、ずっとAにアタックし続けたんや。

俺が仲良くしていた、そのグループ?的な奴には、さっき言った【グルッペン】と、【A】。それから【ロボロ】。そしてグルッペンってやつとすっごい仲が良かった【トントン】ってやつと、最後に【俺】。

この五人でよく一緒に行動してたんや。

この五人が集まった理由というか原因?がグルッペンとAやってん。

この二人が関わるようになってから、Aの幼馴染であるロボロが来て。

そしたら、グルッペンが最近ある女子にアタックをずっとしていると聞いて、トントンが来て。

そして最後に、女嫌いのグルッペンがある女子にめちゃくちゃ惚れているという噂を聞いて、ソイツがどんな奴か気になって、俺が来て。

みたいな感じでこの五人が集まったんや。

最初はもう、みんなバチバチしあっててな?

Aの事が大好きなグルッペンと、Aにすっごい過保護なロボロが喧嘩したり。

、、、まあ、もしかしたらロボロは別の理由もあったかもしれんけど。

他にもあるで。みんなびっくりすると思うけど、俺とAも最初はすっごいバチバチしとったし。

俺は、Aがグルッペンに何か色仕掛けしているんじゃないかと疑って、Aはただグルッペンにガツンと言っただけなのに、俺からすっごい疑われて、、、。

そのせいで、そのトントンっていうやつが毎回喧嘩とかを止めてくれて。

今思うと一番の被害者はトントンやったかもしれんな。

そんなこんなで、最終的にはそのバチバチした雰囲気はなくなって、みんなで遊びに行ったりと仲良くするようになったんや。

俺はこの雰囲気がすっごい好きやったというかなんか落ち着く感じやったから、もっと仲良くしたいとか思ってたんよ。