【d!】恋に落ちてしまったため【zm】 (ページ12)

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第十二話ページ12

「、、、はっ？」

ロボロは驚いた顔をしながらこっちを向いていた。

「ちょ、おいゾム！Aに何してんねん！！」

『、、、。落ち着いて？ロボロ。そういえばロボロに言ってなかったけど、私ゾム君と付き合うことになったの。』

Aはニコッと俺の方を向いて笑いながらロボロに話していた。

ロボロはそれを聞いた瞬間、えっ、と、まるで時間が止まったのかというくらいピタッと止まった。

Aは俺の頭をなでながらロボロのほうを見ていた。

他の奴らも、大先生以外は俺がAと付き合っていることを伝えていなかったからとても驚いていた

するとロボロが、不安そうな顔をしながらAに話しかけた。

「A、もうあのことは大丈夫なん？」

『心配ありがとうロボロ。あのことはもう大丈夫だから。』

一体あの事とは何だろう。

俺は、Aとロボロだけが知っている秘密があるのが許せなかった。

俺はAの方を向いて、あの事ってなんなん？と聞くと、

Aは人差し指を自身の口に近づけて、シーっと言った。

その後ロボロが、大丈夫ならええんやけど、、、。

といった後、教室へと戻っていった。

シャオロンとコネシマ、大先生はロボロの方へついていった。

その際シャオロンが、

「ゾムお前、後で詳しく聞かせてもらうからな！！」

と言いながら走って行ったので、

俺は舌を出しベーっとした。

やっと二人きりの時間ができたと思い、内心喜んでいると、

Aが俺を勢い良く突き放し、そのあと俺の手首をぎゅっとつかんで引っ張っていった。