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1時間で掃除を終わらせ、死んだ男を焼却炉に入れる。後で骨を拾って墓に埋めに行く。その前にAは報告書を作ってグルッペンに渡さなければならない。
「お腹空いたぁ」
報告書を作り終えたAは、ブツブツと文句を言いながら提出する。総統室を出ると、Aは駆け足で食堂へ向かう。夕食時だったため、ほとんど皆居た。
「大ちゃん！後で医務室伺うね」
サラダ大盛りを食べながらAが言うと、鬱先生は目を丸くする。
「怪我でもしたん？」
「いや、薬切れちゃってさ」
「あー、分かった。じゃあ俺がAの部屋行くわ」
「えー、ありがとう。なんかごめんね」
そんな事を話していた時だった。バシャッという音がして、Aを強烈な熱さが襲う。
「あっつ!?」
Aに注目が集まる。
「あぁ、すみませんAさん。手ぇ滑らせちゃって。大丈夫ですかぁ？」
その目は、Aの服装に行っている。今日のAは、軍服ではなく白のブラウスを着ていた。熱いスープを被ったAは、下着が透けている。欲が溜まっている男共の汚い視線がAを襲う。男の口ぶりといい、ワザとだ。トントンやオスマン、コネシマが勢いよく立ち上がって男を殴ろうとするが、Aの凛とした声がそれを制す。
「やめて」
「でもA!!」
「彼は、手を滑らせただけ。そうでしょう？」
「え、ええ」
「…ふぅ、全く恥ずかしい格好させてくれるじゃない。上着貸して」
隣に座っていたショッピから上着を剥ぎ取ったAは、サッサとそれを着る。
「3秒以内に私の視界から失せないと、電気椅子に座らせるよ」
怖すぎる脅しに、兵士はすぐに去った。ショッピの上着のチャックを閉めると、Aはショッピの後頭部を引っ叩く。
「な、何するんですか」
「サイズが合わない。大きすぎる」
「理不尽!!!」
「うるさい。世の中は理不尽でできてるのよ」
Aに叩かれた後頭部を擦りながら、ショッピは不満げにチーノにチクる。Aは、空の食器を持って立ち上がり、返しに行く。そして食堂の扉を開けたその瞬間。
「うおっ、」
「わっ」
同じタイミングで扉が開いた。そして、誰かにぶつかり倒れ込む。
「ロボロテメェ……」
鬱先生の震える声がした。
そう、Aはロボロに押し倒されるような状態になっていた。そしてロボロの顔は、Aの豊満な胸に埋まっている。
「あちゃー」
「ロボロ……大丈夫？」
「あぁ、あんさんのクッションのおかげでな」
「鼻血」
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みかん - 一気読みしました！凄く面白かったです！ (12月15日 21時) (
レス) @page50 id: 23cbb9e2de (このIDを非表示/違反報告)
ほよん - みんな彼女を大切に思ってるんだなと思いました！とても面白かったです✨ (8月14日 14時) (レス) @page50 id: 3ca2752c0f (このIDを非表示/違反報告)
n - 久しぶりに神作読ませて貰いました！めっちゃ面白かったです！ (6月13日 12時) (レス) @page50 id: a313beec07 (このIDを非表示/違反報告)
ｎｎ - いい意味で鳥肌が立ちました、、！！めちゃくちゃ面白かったです！！ (2023年2月1日 23時) (レス) @page50 id: d2a3e7d3b4 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - この作品も最高だったぁぁぁ!!!!!Ｒじゅーはちじゃないのでみられてうれしいです!!他の作品も見ますね!!!!! (2022年12月9日 20時) (レス) @page50 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年2月9日 20時
