続き ページ17
【em】
em｢おかえりなさい、喋らないで下さい！！大丈夫ですから、貴女は死にませんから...！｣
貴女が肩を大きく負傷し、出血で意識を朦朧とさせながら帰ると彼が駆け寄ってくる安心感からバランスを崩し倒れれば柔らかい白いタオルで包まれる
....報告をしなければ、死んでしまうかもしれない。
必死に声を出そうと口をはくはくと動かせば彼が取り乱したような声色でタオルで包みながらぎゅっと抱きしめた
貴女がその言葉に安堵し瞼を閉じれば
次に目を開けた時医務室の真っ白な天井が映った。
貴女が目を覚ましたことを確認すると彼がふわりと笑って貴女の傷を優しくさすった。
em｢Aさん、おはようございます。....報告、お願い出来ますか？｣
【syp】
syp「.....心配かけないで下さいよ、」
前線で倒れた貴女が倒れた、と連絡を受けた彼。
倒れた、となれば遺体すら回収することは困難だろう。
彼にできることと言えば手を合わせて普段は気にも留めていない神に祈ることしかないのだ。
案の定、戦いが終わったと言うのに貴女は帰ってこなかった。夕方も、夜も、次の日の朝だって。
彼は貴女が帰ってくると信じるしかできないから、野営テントを1軒残し、その場所にずっと居座り続けた
3日目の夜、テントを何かが擦る音が聞こえ外に出た彼。
貴女の血がベッタリとついたテントの壁を見て貴女がむごい傷を負った悲しさと貴女が帰ってきた嬉しさで泣き出した。貴女を信じて良かった。
syp「帰りましょう、他のみんなも捜索してくれてたんやからな、」
【ci】
ci「Aさん！！」
作戦の穴を突かれ、一気に劣勢になってしまった自軍。
なんとか打開しようと敵陣に捨て身で突っ込んだ貴女
それを見ていた彼が貴女を引き止めたが手榴弾の爆発音とともに貴女の姿が見えなくなってしまった。
嘆く暇など戦場には無く、貴女がいなくなるかもしれない焦燥感と貴女が1人で悩み、最悪の手段を実行した怒りを当たり散らしながら戦い続けた
彼も深手を負って、意識が朦朧としている中
敵軍から帰って来た貴女が彼の横に倒れた。
最後の力を振り絞って貴女の脈を確認すると、弱いが確かに動いていて一安心、彼もつづいて貴女の横に倒れた。
遠いけど、兄さんとショッピの声もするし、大丈夫やろ。
ci「....Aさん、生きとったんやぁ、」
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ゆ(プロフ) - 楼さん» ありがとうございます！！褒める〜的なのは2個ぐらいあるのでラッキースケベ書かせて頂きます！！めちゃくちゃ好きシチュです！！ (4月20日 7時) (
レス) id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
楼(プロフ) - 毎度毎度素敵なお話ありがとうございます………👌👌👌👌👌男主でラッキースケベしてみたとか……照れるまで褒めちぎってみたとかいかがですか……✊ (4月19日 1時) (レス) id: 6faada1465 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 爛々炯々さん» いつも閲覧ありがとうございます、書かせて頂きます！ (4月18日 19時) (レス) id: 01b43cea5c (このIDを非表示/違反報告)
爛々炯々(プロフ) - リクエストで男物の香水の匂いをつけていたら、みたいなのって可能でしょうか？誰かと一緒にいたとかでも、ただすきで自分で買ってつけてても！女主でお願いします。毎話素敵でとても楽しく拝見しております！更新応援しております！ (4月16日 22時) (レス) id: f5eb8ed1db (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - せななんさん» ありがとうございます、書かせて頂きます！ (4月14日 21時) (レス) id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作成日時：2024年4月9日 9時
