白い尾とあなたへ

甘い冷たい ページ5

アイスを食べようか (ギリギリアイス?っていうのもあります。冷たくて甘いもの〜)
「」はお相手『』はあなたです

nakamuの場合
彼の方から元気よくスマホの画面を見せてくる。そこには「アイスクリーム店 〇日オープン!」の文字が。彼の顔を見れば一瞬でわかる。いいよ行こうなんて言って当日、彼はバニラアイスを、あなたはソーダフロートを頼む。
「Aは、アイスじゃなくて良かったの?美味しいよ?」
『これにもアイスは乗ってるよ。美味しいね！』
「うん!なんでそれにしたの?」
『1番あなたっぽいから、、?』
上に乗ってたさくらんぼと同じ色のほっぺをした彼を見てふふっと笑う

シャークんの場合
繁華街を歩き疲れて、有名なアイスクリーム専門店に入る。そんなに甘いものが得意では無い彼は、ただAが食べてる姿を見てるだけ。
『食べなくていいの?』
「嫌いじゃないけど、好きってほどでもないからな。」
『そっか〜。暇じゃない?』
「別に?」
彼を待たせていると思っていそいで食べようとスプーンですくった1口。身を乗り出してきた彼がそれをぱくんと食べる
「俺はこれでじゅーぶん。甘いのも休憩も」
そっぽ向いて耳を赤くしたかわいい人が目の前に座ってAを待ってるよ


broooockの場合
お仕事帰りの彼と合流。たまには歩いて帰ろうか〜なんてゆっくり道を進む。コンビニに寄ってフラッペを買って飲みながら帰ることにした2人。
「ひっさしぶりに飲んだな〜」
『期間限定で昔人気だった味復活!って書いてあったね。』
「ん〜。でも僕そもそもあんま飲まないからわかんないやw昔も今もわかんなーい!」
でもおいし〜と言ってストローをくわえる。いい感じに溶けたフラッペを吸おうとした口は何かを思い出したかのように動き出す
「かわいいかわいいAちゃんが隣で一緒に飲んでるってだけで?美味しさ倍増〜なんてね」
意地悪げにニヤッと笑う。一日の終わりも、彼の調子は変わらず振り回されてばっかりなAでした

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