【d!】推しに激似な人見つけたので堕とします。 (ページ10)

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手首の跡とすごく濃いクマページ10

zm視点
zm｢……全然眠れんかった……。｣
あの子のことを考えていたら……というか少女漫画を読み漁ってたら夜が明けてしまった。
俺の家からの通学路って曲がり角多いやんな。曲がり角であの子とぶつかったりせぇへんかな…｡
……なんて考えてる間に学校に着いた。心なしか地面が揺れているような気がする。
ut｢ゾム?!｣
大先生が後ろから心配の声をかけてくる。昨日の大先生の表情が蘇る。
きしょ。話しかけんなや。俺やったら…俺やったらあの子の前であんな顔見せんのに……！
眠れていないからだろう…イライラする。落ち着け。落ち着くんや。
zm｢……ｯまけへんから…！｣
こいつはもうただの友達やない。恋敵、…ライバルなんや。
一方通行の対抗意識なんは分かっとる。わかっとるけど……!!
あたま、ズキズキして。うまくまわらんのや……｡
その瞬間、突風が吹いた。
俺のパーカーは外れ、大先生の袖が少しめくれる。
zm,ut｢ｯｯ…!!!?｣
大先生の袖から、…恐ろしい手首の跡が覗いている。

ut視点
登校していたらフラフラするゾムを見つけた。
心配で声をかけるとなにか睨むような目付きでボソッと何かを言われた。
Aちゃんに早く会いたい。なんでこいつと話しとるんやっけ？Aちゃんに、はやく……
その瞬間、突風が吹いた。
ゾムのパーカーのフードが外れる。
zm,ut｢ｯｯ……!!!?｣
ゾムの目の下には、濃いクマがあった。