【d!】推しに激似な人見つけたので堕とします。 (ページ8)

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見たらアカンやつページ8

zm視点
zm｢……誰も話しかけてくれんかった……。｣
今日は〇〇校から転校してきて登校初日。
…シャオロンは皆に囲まれとったし、トントンはいきなり仕事任されて忙しそうやったし。
人見知り発揮して……誰とも話せんかった…。
このままだとボッチまっしぐらやな……なんて考えながら、大先生のクラスの教室まで向かう。
zm｢居ったらええな。｣
周りはシンとしていて、全員帰路についていそうな空気。なんとなく虚しい。
ガラ……すこーしだけドアを開けて、その隙間から中を覗く。
zm｢あ、大せん、せ…、ｯｯ………!?!?｣
思わず口を塞いで驚きの声を殺した。
大先生が女子生徒に撫でられてると思ったらその女子が大先生にいわゆる顎クイをしたのだ。
しかも大先生は乙女のように顔を赤らめ、どこか恍惚としたような表情をしている。
これヤバいやつや。見たらアカンやつ。
わかってるのに何故か彼女から目を離せない。
大先生に顎クイするような奴。頭おかしいのは明確。
なのに。目が離せない。
『ごめん！〜〜〜〜』
ut｢〜〜〜〜｣
彼女はパッと手を離し、謝った。大先生は名残惜しそうな表情。
話しているのはわかるのに、何を話しているか聞こえない。
……でも。謝罪の言葉は俺の耳にも届いた。かわいい、かっこいい。そんな感情が俺を包んだ。
『〜〜〜』
二人はガタッと立ち上がって、こっちに向かってくる。
zm｢あ、やべ。｣
俺はハッと我に返り、ダッシュで逃亡した。

帰宅中も、寝る前も、彼女のことが忘れられない。珍しく食事が喉を通らない。
zm｢ほんま、なにこれ…。あたまおかしいやろ…。｣
思い出す度に胸が締め付けられて、頭がズキズキして。顔があつくなって息が苦しくなって。
zm｢ん、//ぁ、…♡｣
ゾクゾクするような、ドキドキするような、キュンキュンするような、
そんな気持ちでいっぱいにされる。彼女のことを考えたり、思い出すだけで何かが満たされる。
zm｢ほんま、……なんなん……///｣