【d!】推しに激似な人見つけたので堕とします。 (ページ11)

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風神ページ11

『いってきまーす』
ハァ……ついため息が漏れる。だって好みの夢小説ずっと更新されてないんだもん!!!
いつもの2倍ぐらい早く家出ちゃったじゃん!!一日のやる気の源なのに…。
急ぐ理由もないがストレス発散のために走る。とにかく速く走る。
校門をくぐってすぐのところに鬱を見つけたので声をかけようと止まったら突風が吹いた。
私風神かなんかなん??なんて思いながら鬱を呼ぶ。。
『鬱〜！』
さっきの角度からじゃ見えなかったけどもう1人鬱の隣に居た。友達か…?
走って近づくと二人がバッと振り返った。
友達？の目の下には濃いクマがあった。おまけにフラフラしてるじゃん…!?
『大丈夫!?クマすごいよ!?てかフラフラしてるし!!』
濃いクマがなければこの子も推しに似てる…。私夢主にでもなった？(正解)
その子は私を見るなり赤くなっていった。パーカーのフードを勢いよく被って
??｢ｯｯ…だいじょうぶ……です//｣
なんて言う。なんか……かわいいなぁこの人。
とか思ってる場合じゃない！早く保健室を連れて行って寝かせてあげたい……！
『いやいや、クマ凄いよ？保健室行こ？……ね??』
フードを脱がして目の下のクマをすり、と撫でる。
??｢ぁ……ｯ///｣
その子は真っ赤になって涙目になって……私の性癖ドストライクの表情。
『鬱。この子の名前は？』
ut｢…ゾム。｣
『おk。先行ってて〜』
ut｢……うん。｣
鬱は手首を前と同じように握っていた。