魔法の使えない男と愛され少女4

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sideなし




Aはマグマを見ながら泣いていた
マッシュは抱きしめたいのに動かない体を憎んだ

マ「A……」
『マッシュ…』
マ「A、腕痛くない？」
『腕？あ、私腕ないや』
マ「今？」
『ドミナさん……』ﾎﾟﾛｯ
『………………』ﾌｯ
マ「A？」

泣き疲れたのと魔力切れそして左腕が切れたことによる大量出血のせいでAは気を失ったようにマッシュの上に乗るような感じで眠ってしまった

『あれ、ここは？』
メ「目が覚めましたか」
『誰？あ、マッシュにライオさん』
ライ「寝起きも可愛いな、男前だ！」

目を覚ますと目の前には見知らぬ女性
Aの腕はいつの間にかくっついていた
そしてライオが話したメリアドールの強さ
信じられないという目をAとマッシュはしていた
そしてメリアドールは2人にリスクの大きすぎる修行の話をした

メ「わずかな可能性にかけて自分を犠牲にする覚悟はありますか」
マ「わずかな可能性とは？」
『どのくらいなんです？』
メ「0.1%」
マ「なるほど」
メ「正直に言いますと2人はまだ若い、わざわざ命をかけてリスクをとる必要は無いかと」
マ・A「あります」
ライ「！」
メ「！」
マ「僕には自分をかけてでも守りたいものが沢山あるんです」
マ「それに100分の1を1回目に持ってくる自信が僕にはあります」
『私も』
『私も大切な友達を守りたい、大切な人を守れるなら何でもします』
『もう二度と失わないために』
メ「よろしい、では修行を始めましょう」

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