魔法の使えない男と愛され少女4

１３２☆ ページ16

sideなし



マ「A、そろそろいいかな」
『爺ちゃんには1人で怒られてね』
マ「う、うす」
マ「でもここまでされたら仕方あるまい」
マ「出しましょう」
『仕方ない、出すかぁ』
マ・A「全力を」

2人は前爺ちゃんに言われていた
強すぎる力ゆえにマッシュは思い腕輪をつけろとそしてAはピンチの時以外は本気を出さないと約束していた
マッシュが腕輪を外した途端マッシュの動きは格段に上がっていた

『ブラッドマーダー セコンズ ダフニー』
ドミ「！」
『マッシュの邪魔はさせない』

Aがセコンズを唱えるとドミナ達を檻のようなものが囲うと複数の蝶々が飛んでいた

ドミ(なんだこれは、蝶々？)
ドミ「！」

飛んでいる蝶々に触れると魔力が奪われた
触れれば触れるほど魔力は蝶々に吸われていった
ポセイドンも蝶々に何度も触れているせいでどんどん小さくなっていった

マ「こんな時こそ、神に祈りなよ」
マ「アンリミテッドハンマー」
ドミ「僕が負けるわけないだろうが！」
ドミ「ウォーターズ サーズ ポセイドン エクストリームリューリー」

スピードが増したドミナ
そして頭上には水のレーザーが発射されていた

『レーザー(こっちは)わたしがやるか』
ドミ「あの人に少しでも振り向いてもらいたい！関心を持って欲しい！」
ドミ「僕の存在意義はそれだけ、そのためならなんだってする！」
マ「お父さんに尽くさないと保てない関係なんて歪だと思いますが」
マ「僕のじいちゃんは魔法の使えないダメな僕でも、方向音痴で毎回迷子になるAでも沢山愛してくれましたよ」
『貶した！』

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