魔法の使えない男と愛され少女4

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sideなし




誰かに揺らされる感覚でAは目を覚ました
そこには大慌てのフィン君がいた

『おあよぉ、どうしたの？』
フィ「あ、寝起きも可愛い」
フィ「じゃなかった大変なんだよ！みんな！」

フィンが言うには魔法が使えないマッシュがこの学校にいることや神覚者候補試験にいることを聞いて建物の周りには沢山の人が集まってきていた

フィ(まずい、興奮して歯止めが効かなくなってる)
レ「……………」
『レモンちゃん！？』

外へと歩き出したレモン

レ「ちょっと待ってください！」
レ「魔法が使えないと言うだけで彼が何をしたと言うのでしょうか」
レ「魔法の巧拙だけで人としての価値まで決まるのでしょうか」
レ「私はそうは思いません！」

レモンが何を言っても聞く耳を持たない民衆
カードまで掲げている人もいる

(もはやテロなのでは)
民「あんたはアイツとなんの関係があるの！」
レ「部外者なんかじゃありません！」
レ「私はマッシュバーンデッドの大切な人の妻です」
マ「なんてこった、Aを取られてしまった」
『私のことなの！？それ！』
レ「私とAちゃんは運命共同体！運命の赤い糸でガチガチに繋がってます〜」
レ「ねぇAちゃん♡」
『う、うん？』
民「何言ってんだ！」
民「真面目にやれ！」
レ「あぁ？文句あんのかコラ！」
『いや怖(꒪ᗜ꒪)』

するといつの間にかスーツに着替えたドットがレモンの隣に立った

ド「私はマッシュバーンデッドのエージェントです」
『(・д・)』
ド「そしてAちゃんの妻は俺です」
『妻側なんだ』

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