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終わり? ページ25

キヨ前田さん
少し話したい事があります。今晩家にお伺いしてもいいですか?

彩澄キヨ君から連絡なんて嬉しいです!
今まで無視されてて私も辛かったんですからね?

彩澄家の鍵、開けておくのでいつでも勝手に入ってきていいですよ。
彩澄あ、キヨ君になら合鍵渡してもいいかも!
キヨ…今日で終わりにしますから。


その文を最後に、前田さんから返信が来る事はなかった。
きっと"終わり"の意味を理解したのだろう。


なるべく話し合いで済めばいいけど…こういうファンはそれだけじゃ引いてくれない。警察に連絡しなきゃいけない状況になる可能性もある。


女性だからといって油断はできない、気を付けなきゃな。



〜夜〜


「……ここだよな。」


Aに教えて貰った場所へと足を運んだ。


Aのためにも、俺自身のためにも、もうこんな下らない事を終わらせなければいけない。


ドアノブに手をかけそっと引くと、LINEで言われた通り鍵は開いていた。


「お邪魔します。」


中に入る。


すると玄関の先の廊下に、前田さんが立っていた。


…右手に何か持ってる?





彩澄「待ってたよ、キヨくん」





バチッ


その瞬間、俺の首元に激痛が走った。


どうやら右手に持っていたのはスタンガンらしい。
気をつけなきゃとか言っといてこのザマかよ、ダッセェな俺


そこで俺の記憶は途絶えた。

彩澄side→←.



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設定タグ:ゲーム実況者 , キヨ , 恋愛ギャグ小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ひじき | 作成日時:2023年12月9日 19時

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