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『おじゃましまああああす!!!!!!!』
キヨ「〜〜〜!」
???「〜〜!ww」
おいおい嘘だろ…あのキヨの家から…
私以外の女の声……!?
……いや、いやまあね、彼女かはわかんないし、お母さんかもしれない、うん。きっとそう
『キヨー?LINEみてなかったn』
キヨ「うぉ、お前くんなら連絡しろよ!?」
女の子「あっ、もしかして彼女さん!?なんかごめんなさい、!!」
キヨ「あ、いやただの友達なんで全然謝らなくて大丈夫ですよ」
『えっと…は、はじめまして?』
この女の子の反応的に彼女では無いみたいだ。
キヨも敬語だし。
『あの、き、キヨ…どちらさん…??』
キヨ「さっき前田さんが道の真ん中で発作起こしてて、今は落ち着いたんだけど水とか飲んだほうがいいかと思って近いし俺の家に呼んだ」
『なるほどね。えっと前田さん、下の名前教えて貰ってもいいですか、?』
彩澄「あすみです!前田彩澄。」
『彩澄さんですね、家はここから遠いですか?』
彩澄「案外近くです!コンビニに行こうと少し外に出てただけなので!清川さんのお友達も来ましたしもうそろそろ帰りますね」
『分かりました、お気をつけて…』
キヨ「いやまだ危ないですよ、俺送りますから」
ああ、だめだ。
単純にこれはキヨの優しさなのに、私の中で黒い感情が湧き出てくる。
"どうして私以外の女の子を気にかけるの?"
『…いーや、キヨとこんな可愛い子を2人にしたら襲っちゃうからダメだね!私が行く!!』
キヨ「はぁ!?襲わねぇし!!…まあでも、前田さんも同性の方が気が楽かもな」
彩澄「ふふ、私は気にしませんよ笑」
『よし!じゃあ行きましょ彩澄さん!』
彩澄「はい!清川さん、色々とありがとうございました。」
キヨ「いえ、お大事に。」
『じゃあ送ったらまた戻ってくるねー!』
キヨ「おー。」
バタン
『よし!じゃあ道案内よろしくお願いします!!』
彩澄「はい!……あ、ごめんなさい、清川さんの家に忘れ物してきちゃいました、」
『あらら…じゃあ待ってます!』
彩澄「ありがとうございます…!」
…せめてめちゃくちゃ性格悪かったら嫉妬に罪悪感すらなかったのに、、
可愛いし礼儀も正しいしなんなんだよーー!!!
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作者名:ひじき | 作成日時:2023年12月9日 19時